
この現場は、メインスタンド、バックスタンド、ホームゴール裏、アウェーゴール裏、フィールドの5工区で構成されていて、各工区の担当ゼネコンが別々になっています。
当社が担当したのは全工区共通の基準設定とメインスタンド、フィールド、スタジアム外周デッキでした。
今では当たり前のようにCAD図などが使われていますが、当時の我々の武器は関数電卓で、ひたすら三角関数、座標計算をしていた思い出があります。
日韓W杯の決勝やクラブワールドカップなどにも使用されたスタジアムなので、工事に携わった大勢の作業員の一人として名誉に思います。