
私たちの仕事はミス(間違い)が許されません。
しかし人間誰でも見間違い、聞き間違い、勘違い、ヒューマンエラーは付きものです。
建築物でもっとも間違いが許されないのが基礎となる杭の位置になりますが、入社3年目で『杭の位置出し』の担当を任されました。
広大な敷地内に4台の重機が投入され、同時進行で杭工事を進めるのですが、私の班(2名)で、4箇所で杭工事を行なっている全ての重機に対応しているため、いくら時間があっても足りないくらい毎日が早く感じました。
間違いが許されない工事で、1本の杭の位置出しを何度も再確認をしたのを今でも覚えています。
おかげで全800本の杭位置出しを間違い無く次の工程に渡せたことで、ホッとしています。
これも2年目の若い時期に班長として経験を積ませて頂き、再確認・チェックの重要性や大切さを教えて頂いた当時の職長のお陰です。